高品質な全塗装品を作る(ツール紹介等)後編

Amazonリンクが多いと重すぎて開けないようなので前後編に分けました。
こちらのページの商品リンクが異様に重いため、バリエーション系のリンクを削除しました。
こちらのページは塗装~仕上げまでの後編になります。

仮組~洗浄の前編記事は下記からどうぞ。

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製作フロー

下地塗装

高品質な全塗装品を作る(ツール紹介等) -ぱとぷら

サーフェイサーを塗布します。
サフを吹く理由はいくつかありますが、やすり掛け等の小さな傷を埋め、表面をなだらかにしてくれるのでほぼ必須の作業です。

私はサフ1に対して薄め液1~3位の割合で希釈します。
シャバシャバのほうがムラがでにくく、塗料の乗りが良い気がするからです。
液だれしやすい等デメリットもありますし、使っているエアブラシやエア圧によって最適な希釈率は変わるとおもいますので、自身でやりやすい設定を探すのが良いと思います。

ムーバブルフレームなどの内部フレームはガイアノーツのメカサフシリーズ、赤や黄色等の発色を良くしたいカラーの場合はピンクサフ等のカラーサフを使用します。

必要なもの

一例です(私が使用しているエアブラシセットです)

塗装ブース

サーフェイサー

薄め液、洗浄液

あると良いもの

下記のスポイトはほぼ使い捨てなので、しっかりしたものが欲しい方は有機溶剤・酸・アルカリに対応したものを購入したほうが良いです。

本塗装

高品質な全塗装品を作る(ツール紹介等) -ぱとぷら

ようやく塗装です。
嫌いなものを平らげてようやく好きなものを食べる時のような感覚です笑
本当にやるべきことが多いんです(;´Д`)


画像をみると表面がつやつやなのが分かると思いますが、エア圧や希釈等上手く設定できているとムラなく均一に塗料が乗り本当に気持ちが良いです(*´Д`*)

下地のサフがしっかり塗れているかが重要です。

必要なもの

塗料
※2023年7月現在、塗料が高騰しています。できるだけお金をかけずに楽しみたい場合は、下記3原色と白、黒(全て光沢)を優先して揃え、用途に応じて調色するのが良いと思います。

部分塗装(塗分けや墨入れ等)

高品質な全塗装品を作る(ツール紹介等) -ぱとぷら

ラッカー塗料で塗装した場合、部分塗装や墨入れはエナメル塗料を使用すると楽になる事が多いです。
エナメル塗料は乾きにくく塗料が剥がれやすい反面仕上がりが綺麗なので、こちらも三原色と白黒は優先して揃えておくと良いと思います。
私は筆塗りがあまり得意ではないので、部分塗装もマスキングしてエアブラシ塗装する事がおおいです。

必要なもの

あると良いもの

綿棒と使い分けています

エナメルの蛍光塗料は透過性があるため、ビーム・サーベルやレンズ表現部分で良く使用します。

マーキングデカール

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画像は全体バランス確認のため組み立てていますが、クリアコート前は非常に脆いため、できるだけ組み立てずに作業するのが良いです。
水転写式のデカールを使用する場合はマークセッター等も用意します。

必要なもの

あると良いもの

仕上げ(トップコート)

HGUC 1/144 ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)改修・全塗装品 完成(Ver.pato3.0)

私はつや消しクリアでのコートが多いですが、メッキやキャンディ塗装の場合は光沢仕上げのほうがカッコ良くなると思います。
とはいえ正解はないと思うので好みで仕上げるのが良いと思います(*´∀`)

まとめ


改修しつつの全塗装は必要なものが多いですし非常に大変ですが、完成した時の満足度はきっと高いと思います。
世界にひとつだけのオリジナル作品なんですから(*´ω`)

プロモデラーでも何でもないので偉そうな事は言えませんが…、
私も最初は上手く作れませんでしたが、トライアンドエラーを繰り返すことで、それなりに高品質(自己評価です!)な作品を作る事が出来るようになりました。
失敗は次に活かされていきますし、継続する事が大事なんだと思います。

長々とみて頂きありがとうございました(*^^*)