金属パーツを使ってスラスターをディテールアップしよう

皆さんはスラスター(バーニア)はどう表現されていますか?

最新のHG「水星の魔女」シリーズキット等ではスラスター内部の噴射ノズルが簡略化されているものが多く、淋しいと感じた方も多いのではないでしょうか

新しいキットほど簡略化されている印象ですが、だからこそ得られる効果が大きい改造だと思います。
もちろん好みもあるので、一概にすべての人におすすめできるというわけではありませんが…。

そこで今回は私自身がよく使用している金属パーツを使用したディテールアップ方法をご紹介したいと思います。

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必要なものを揃える

必要なものはピンバイスと埋め込み用の金属パーツと接着剤だけです(´ω`*)
下記は私が使用しているものの一例です。

ICソケットは金属部分だけを取り出して使用していますが、取り外して販売されている方もいますので、ヤフオクなどでメタルパイプ、ICソケットなどで検索するとたくさんでてくると思います。

使用例

実際にどういう風に見えるのか使用例をみてみてください。


スラスター以外にも、銃口等にも使用できます。

どうでしょうか。
おもちゃっぽさが薄まっている気がしませんか。

サイズが合わない場合の対処法

ピンバイスで開口してそのままとり付けて違和感のないものも多いのですが、中にはサイズが合わないケースもあります。

スラスターが大きい場合など、小さいメタルパーツをそのまま埋め込むと、隙間が大きすぎて違和感がでてしまうのです。
こういう場合、小さいスラスター等を重ねて隙間を少なくする事で違和感を消すことができます。

ですが、毎回都合よくサイズが合うものを用意出来る事は少ないですし、そのために別売りパーツを用意するのはコスパが悪いですよね。

そこで私がよく利用しているモノがこれです。

パーツを切り出した後のランナーゴミです。

太いフレームは直径3mm以上あるものも多いので、これに穴を開けてメタルパーツを取り付けられるようにします。

(加工の手間はかかってしまうため、時短したい方はプラパイプを使用しましょう。)

一例ですが、切り出したランナーフレーム(3mm)に、外径2mmのICソケットを取り付けたものです。

いきなりプラ棒中央に大きめの穴を開けるのは難しいので、先に中央をケガキ針などで印をつけて、1mm等の小さい穴を開けた後で、そこに被せるように大きい穴を開けましょう。
手順は増えてしまいますが、慣れればより確実に中央に穴が開けられます。

隙間をうめつつ、ディテールアップもでき、さらにお財布にも優しい(゚∀゚)

つまようじなど先端が細いもので接着剤を少量ずつ塗布して補強します。

HG「水星の魔女」シリーズキットだと、ルブリスウル、ソーンが少し大きめのスラスターだったので、上記でのディテールアップは非常に効果的だと思います。

まとめ

スラスターや銃口ノズルは金属パーツで置き換える事でクオリティアップができる。
サイズが合わない場合、ランナー屑を使用する事でサイズ補正する事ができる(゚∀゚)