1/144 ガルスJ 改修・全塗装製作01 ゴットン、落とし穴を使うぞ!

今回は1/144 ガルスJの制作です。

ありがたいことに制作のご依頼を頂けました(∩´∀`)∩
ご依頼頂きありがとうございます…!

ガルスJは『機動戦士ガンダムZZ』に登場する機体で、1986年5月に発売されたキットになります。
今や貴重な旧キットなので非常に楽しみです(*´Д`)

まずは仮組して全体を見ていきます。

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仮組(ガルスJ)

テープだらけですみません…。組立はスナップフィット形式ではなく、接着剤を使用する形式になるため、テープで仮止めしています。

ガルスJってこんなにカッコ良かったんですね。
昨今のガンプラと異なり単色成型なので塗装は必須なのですが、造形はかなりしっかりしていると思います。
今の技術でHG化されたら人気がでそうな気がします。

このまま作ってもある程度カッコ良くなりそうではありますが、今回は別キットとのミキシングで作成します。

別キットとのミキシング

HGUC シュツルム・ガルスとのニコイチでガルスJを作成します。

こちらのキット素材はお持ち込み頂いたものなのですが、どちらも入手困難な激レアキットなので、手に入れるのは大変だったのではないかと思います(;´∀`)

折角なのでシュツルム・ガルスのほうも仮組チェックしていきます。

仮組(シュツルム・ガルス)

シュツルム・ガルスはガルスJの派生機体で『機動戦士ガンダムUC』に登場するネオ・ジオンの袖付き仕様のMSです。
出番は少ないですが、ケンプファーを彷彿とさせるチェーンマインや独特な近接格闘スタイルが非常に印象的でした。

今回はチェーンマインやシールド等は使用しないので、もったいないのですが取り外します。

コンセプトはかなり異なりますが、派生機体だけあって似ている箇所は多めですよね。
ご依頼主様とも協議し、フォーマットが新しいこちらのキットをベース素体とする事にしました。


事前に参考作品等を確認しており、どういったミキシングをするか考えてはいたのですが、改めて部位毎に見比べて精査する事にしました。

部位比較

シルエットは大きく変わっていますが、デザインだけでなく設計もガルスJを基に練られたであろうことが良く分かります。
概ね構成イメージができたので改修していきます。

改修

事前に下調べした参考作品とほぼ同じようなミキシングになりました。

胸部サイド、肩部、腰部、下腿部をガルスJのパーツに変更しています。
厳密には、胸部サイド以外シュツルムガルスのフレームはそのままで、ガルスJのパーツを被せている状態です。
シュツルムガルスの関節部を活かすことを考えると、この形になりますね。

ご依頼主様にも見て頂き問題なかったので、ブラッシュアップしつつ塗装へ進めたいと思います(´∀`)

おまけ

頭部をどうするかで悩んだのでご依頼主様に判断を仰ぎましたが、旧キットの頭部を採用する案です。

ボツ案にはなりましたが、こちらのビジュアルも良いですよね。

可動が一切できなかったり、シュツルムガルス胴体との互換性がなかったりで大改修が必要になりますが(;´∀`)